ども!。優介です。
今回は自分が初めて購入した厚底シューズ、ナイキのズームフライ(初代)をご紹介したいと思います!。
ランニングの常識を覆した厚底シューズ!マラソン新時代へ!!
日本記録を更新するなど、快進撃を続ける厚底シューズ。その火付け役となったのはナイキが開発したヴェイパーフライです。
カーボンプレートが内蔵され、まるで跳び箱の踏切板のように地面からの反発を得て推進力に変えていく画期的なシューズ。
学生時代からジョギング用は厚底、レース用は薄底シューズで過ごしてきた自分にはその登場には衝撃的でした!。
性能もさる事ながらヴェイパーフライは、販売価格が3万円前後と当時1万5千円程だったレースシューズの相場の2〜2.5倍!!。
あまりに強気な価格設定に、
『高過ぎだよε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(( °`ロ°))┘!!ニンテンドースイッチが買えちまうじゃねーか!!」
と、当時購入には躊躇してしまいます。でも厚底シューズの効果って本当にあるのか?ないのか?…どっちなんだ??と好奇心が上回り、消去法的にヴェイパーフライの性能、軽さには及ばないが、比較的安い廉価版のズームフライ(※当時の購入価格14000円)を購入したのが厚底シューズへのとっかかりとなりました。
斬新なソールはまるで、帆船の船底のような形状
まず履いて驚いたのは、そのソール(靴底)の形状です。
当時のシューズはasicsのソーティマジック等を筆頭に、まっ平な形状がベターだったんですが、ズームフライはまるで帆船の船底や子供が遊ぶ木馬のように曲線になっていて、身体を前に進ませようという推進力をサポートしてくれる作りになっています。
これには衝撃的で、今までのランニングシューズってなんだったの?と思わされる程でした。
フラッグシップモデルのヴェイパーフライに比べると若干。物足りない性能ですが、一度リズムに乗ってしまえば【5000m、15分台くらいの走力の場合】キロ4分〜3分30秒ペースくらいまでのスピードなら頑張れば出せる感じのシューズです。
ズームフライのメリット 故障、怪我のリスクを最小限に。
厚底シューズの恩恵の1つがタイムの向上ではあるんですが、もう一つのメリットがマメなどの故障や怪我のリスクを抑えられる点です。
2017年の東京マラソン 【42.195㎞】でも使用したんですが、驚く事にスタートからゴールまで一度も足裏に豆や擦れなどのダメージが無く、翌日も普通に歩行をする事が出来ました。
今までの経験上、大抵フルマラソンを走ると30㎞を過ぎてくると足裏にマメや擦れから皮がヨレて水膨れが出来、大抵後半には失速してタイムが落ちるんですが、ズームフライの厚底のお陰でそういったトラブルも無く、ほぼイーブンペースの2時間45分で完走!。
当時は、アキレス腱炎の影響で長時間走ると患部の痛みがぶり返す事もあったのですが、無事に完走できたのはズームフライのソールの厚みが、そういったリスクを軽減してくれたからだと今では思います!。
記録の向上には故障や怪我を避けつつ、個々のレベルに合わせた質と量の練習をこなす事が重要になってくるので体調に合わせて使い分けして頂けたらいいんじゃないでしょうか!。
ズームフライのデメリット 重量
メリットばかり言ってきたズームフライですが、しいて弱点を言うとしたらその重量、試しにヴェイパーフライ フライニットと比較すると…
でその差44g 両脚で88g の差があります。
感覚的には
- ジョグ用には最適!
- ペース走、(ギリ行ける※3分50秒前後くらい)
- スピード練(いや、無理、無理!勘弁して下さい)
が個人的な感想になります。自転車に例えるならば、ヴェイパーフライがDURA-ACE、ズームフライが105ぐらいのグレードの差がある気がしますね!。
同じランニングシューズでも用途によっては向き、不向きがありますので、そこはご自身の曇りなき眼で見定め、購入していただければ!。
まとめ
フラッグシップのヴェイパーフライ程の性能は持ち合わせていないものの、普段の練習用としては最適な、コストパフォーマンスを発揮してくれるズームフライ!。
レースで使用するよりかは本番に向けてのアシスト役的な位置付けで是非、使ってみては如何でしょうか?。
今後もお役に立つ情報、機材等を見つけましたらブログにてご紹介して行きたいと思います。また次の記事にてお会いしましょう〜!
ではまたー!
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